ろくなことしない(サマロレR18)

※読む前に

この小説に出てくるキャラクターは、DQ2本編のメンバーと名前こそ同じですが、性格設定が多少異なりますので、他人として読んで頂ければ幸いです。

また、このお話はR18です。同性間で性描写の強い話ですので、十分御自衛された上でお読み頂けたら幸いです。
むしゃくしゃしたので、愛情も友情もどこにあるのかわからないような、ただただエロを追及してみた一作。サマルらしき人がドS。
先に謝っておきます。本当にごめんなさい。



   ろくなことしない





 始まりは、手持ち無沙汰な夜の間、ただ何となく交わした会話からだった。
「ルーナと別室って久々だ」
「そうだな。これで……多少は楽に休めるだろうか」
「違いない」
「寝返りではだけたりされるとマジでヤバいよな」
「正直、自覚して欲しい」
「僕たちに襲われるかもとか考えないのかなー」
「それだけ信頼されていると言う事か。あるいは、別にそれでもいいと思っているのか」
「後者もありえるから怖い」
「怖いな」
「ぶっちゃけるけどさ、ルーナと寝たいって思う?」
「……。ぶっちゃけすぎではないか、その質問は」
 眉間を押さえたその耳は、僅かに紅い。淡々と語る割に純情だったりもする。こういう矛盾な態度を取られると、悪戯心が芽生えるんだよね……。
「で、どう?」
「答えさせてどうするつもりだ」
「場合によっては僕の出方が変わるね」
「……」
「で?」
 しつこく尋ね続けてみたら、アスは折れた。
「……したい」
「健全な答えをありがとう。じゃ、僕は今君とやりたい」
「………………は?」
 アスは青天の霹靂に打たれた顔をした。
「いやまて、どういう意味だ」
「まんまだよ」
「やる、という意味を俺は間違えているのか?」
「合ってるって。だから僕は、君とセックスしたい」
「せ――、セシル……俺とお前は、同性のはずだが」
「うん」
「うん、て……まさかこれも例の一環か。試さずには死ねないと言う」
「うん。協力して」
 有無を言わせず言ったら、彼は何か言いたげにしたけれど、結局折れた。今日二度目だ。
「……セシル」
 心底不安そうな目で見上げられる。
「なに」
 僕は好奇心でギラギラしていると思う。
「俺はどうすればいい」
「んー、とりあえずされるがまま状態でいてよ」
「……」
「ちょっと興奮して来た。キスしていい?」
「好きにしろ。嫌だったら突っぱねる」
「だから好きだよ、アス」
 熱っぽくささやいて、彼と唇を重ねる。その時早速服をはぎあって――正確には僕が彼の服をはぎ取って――深いキスをしながらベッドにもつれた。彼を組み敷くようにして上から見下ろすと、アスは虚勢と戸惑いが半分くらいに混じったなんともいえない目で僕を見上げていた。
「……まさか、男と寝る日がこようとは」
「僕もびっくり」
 つぶやきに同意して笑った。
「君の対応力にもびっくり。なんで。嫌じゃないの」
「別に」
 他でもないお前なら。そう小さく口にして、アスは他を見た。嬉しいこと言うね。その顔にキスを降ろして、耳とか、うなじとかにも唇を這わせてみた。アスはなんとなく気持ちがよさそうだ。返すみたいに、僕の肩に唇を寄せてくれる。っていうか舐められた。思わず顔を見たら、アスは目を眇めて笑ってみせた。なんだかんだ言って、まんざらでもなさそうだ。いつでも僕のわがままを聞いてくれる。だから好きだ。
 ここまでノせられればまずは僕の勝ちだ。後は、快感だけをむさぼればいい。触って、舐めあってお互いの気分を高めた。
 やがて、僕の指は彼の後ろの穴に到達する。
 流石にアスははっとした。
「なっ、そこは」
 焦ったように我に返ったその顔がちょっと面白かった。
「駄目?」
「や、駄目とかではなく――流石に、それは無い」
「いや、有りだよ。あってこその行為だよ?」
「ここまでしておいて悪いが――一応確認だ。もしや、俺が穴か?」
「そうだよ。いまさら何?」
 アスはしばらく黙って固まっていたけれど、僕の引かない空気を察したみたいで、肩を落として諦めた。
「悪いようにはしないからさ」
「……当然だ」
 了承をもらったのでそのまま指を差し入れた。アスはう、とか、小さく呻いた。ふうん……中は熱い位だ。アスを見ればなんとも言えず気持ち悪そうだ。
「どんな感じ?」
「気持ちが悪い」
「えー。絶対よがらせてやる」
 僕は執念で、指を増やしたり押し広げてみたりして彼の中を開発する。それから長いことしつこく続けて、指がすんなり二本くらい入るようになったころだった。
「――ッ」
 アスの身体が小さく跳ねた。
 僕が偶然擦ったある一点で、今までにない反応を見せたんだ。
「ん……あれ、ここか?」
「……ッ」
 もう一度触れても、身を捩る。
「ここがいい感じなの」
「ち……ッ、――ッ!」
 否定しかけてよがった。違わないみたいだ。
「なるほど」
 これを攻めない訳にはいかない。僕は嬉しくて集中した。アスは声なく悶絶した。萎えかけていた彼のものがまた勃ち上がろうとしているのを見て、僕のもすっかり勃ち上がっていた。行ける。
「んじゃ、アス、そろそろ入るよ?」
 まるで部屋に入るかのような気楽さで告げると、アスは流石に焦った。
「いや、それだけは」
「いまさら駄目ってのは無しだから」
「……お前ッ」
 反論しようとするその口を女にするみたいにキスで塞いでやって、黙らせたところで先っぽを無理やり彼の穴にあてがった。アスの身体がざわりと鳥肌を立てる。そのままゆっくり押し込んで、彼の中に僕のものを沈めていく。じっくり慣らしたおかげで行けそうだ。
 アスの鳥肌はいっそう酷くなる。
「どんな感じ?」
「……ッ」
 なんとか根元まで埋められたので聞いたけれど、アスは答えなかった。答えられなかったと言ったほうが正しいかもしれない。
 とりあえず、締め付けられている僕のほうはとんでもなく気持ちよかったので、そのまま腰を動かしてみた。そしたらアスは快感とは違う声質の悲鳴を上げてきた。
「ぃっ……痛……ッ!」
 あー。声に出すくらいだからよっぽど痛いのかーと、そこで客観的に思った。快感どころではなさそうなので、とりあえず急激に萎えてしまっている彼のものを擦り上げてやった。それは好かったみたいで、アスは目をぎゅっと閉じて震える。中もぎゅっと締まる。僕にもゾクゾクと快感が走った。そこで、ピンと来る。
 彼は、どんなに息を上げようと、嬌声だけはここまで絶対に上げなかった。眉間に皺を寄せて耐えている挑戦的な目は、とても扇動的だと思う。
 なんとかして声出させたいな……と、僕は思案をめぐらせていたので興奮した。
 早速実行してみることにする。
「じゃ、あとは自分でやりなよ」
 僕は手を止め、彼の手を彼自身のものに誘導すると、信じられない、そんな目を向けてきた。僕はかまわずに抽送を再開する。
「やりな。痛いのがほぐれるっぽいし、僕もイイ」
 強く言うとアスはうなった。
 とりあえず、理性なんて殆ど崩した。すぐに耐えられなくなるよー、と見ていたら案の定、程なくアスは誘惑に負けてその手を動かし始めた。やや置くと、アスは激しく息を漏らし出して気持ちよさそうに眉間を寄せはじめる。
「すごい眺めだよ……僕に犯されながら自分でするって、どんな気分?」
「は……ぅ……、ことばに、ならな……ッ、あぁ……ッ」
 アスは羞恥でか身を捩り、掠れた嬌声を上げた。そんな自分に失望したのか涙目になりながら。
 勝った。と、思った。
「やっと好い声聞けた」
 紅潮した顔があまりにもそそるので身体を寄せ、唇を奪う。彼は素直に受けながら、そろそろイキそうなのか手を早めた。だから僕はその手を上から押さえて、
「これ以上はだーめ」
 扱く手を止めてやった。彼は酷くショックを受けたように目を剥いた。僕は意地悪く笑った。
「簡単にイッてもらっちゃつまらない」
「お、まえ……ッ、あぁ――ッ」
 彼のものを寸前で放置して腰を早めた。衝撃にアスは声を上げて仰け反った。その、強靭な筋肉に覆われたしなやかな肢体までもすっかり紅潮していて、汗でしっとり濡れている様が素直に美しいと思った。すっかり立ちきっている乳首を指で弾いてやると、それすら感じるのかビクリと反応する。弾くたびに身体がはねる。すごい。ますます興奮した。
「イイ? 気持ちイイ?」
「ああぁ――ッ、頼む……ッ、もう、イかせてくれ――……ッ!」
 アスの顔はすでに、生理的な涙と汗でグシャグシャだった。我を忘れた懇願に、僕は腹の底から快感が込み上げる感覚を知る。たまらずアスから自身のものを抜いて、彼の口元に向けて精液を吐き出した。アスの顔が僕の精子でべったり汚れる。
 これ以上ない征服感だった。
「いいよ」
 満足したので許しを与え、一気に彼の物を口に含んで扱いてあげた。
「はッ……ん、あぁ……――ッ!」
 アスは掠れた声を上げて大きく痙攣する。程なく、僕の口の中ではちきれそうになっていた彼のものから、勢いよく白濁した精液が溢れた。僕はむせた。口から彼のお腹にもポタポタと零れ落ちる。
 小さく跳ねながら射精し終わったアスは息を乱し、薄目で呆然と虚空を見つめていた。
 僕は彼のものから口を離し、
「これを欲しがる女がいっぱいいるのに……無駄遣いさせて悪いねぇ」
 そんな彼に口にたまった精液を見せると、アスはものすごい迫力の怖い顔で僕を睨んだ。構わず笑い返したら疲れたのか、そのままぐったり突っ伏してしまう。仕方ないので口内に残ったものを飲み込んでみた。こんな味か。確かに噂どおりとんでもない。
「大丈夫?」
「…………見るな。自己嫌悪中だ」
 お互い出すものは出したので賢者タイムだ。
「気持ちよかった?」
「拷問かと思った」
「そんなに?」
 首を傾げて尋ねると、再び恨みがまし気に睨まれてしまった。ゾクゾクする。僕は相当変態だったらしい。
「すごいね。癖になりそうだ」
「……頼むからやめてくれ」
 アスは自尊心ぼろぼろになったみたいだ。力なく起き上がって、顔についたままの僕の精液を拭った。
 僕は楽しかったし、気持ちよかったのでコレでよしとする。
関連記事

コメントの投稿

Private :

カレンダー
11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
カテゴリ
掲示板
感想、連絡等、お気軽にどうぞ♪
個別記事拍手で頂いたコメントの
お返事もこちらにて!
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
カウンタ




2006.12.07開設

ここ創ってる人

Author:愛琳

このページのトップへ